引受基準緩和型医療保険とは?
掲載日:2019年10月2日
「引受基準緩和型医療保険」とは、加入時の条件を通常の医療保険よりも緩和した医療保険です。
健康告知の内容もシンプルで、3つ~5つの項目をクリアすると原則加入できます。
持病があったり、入院歴があったりした場合でも加入しやすい医療保険です。
引受基準緩和型医療保険の保障内容は?
引受基準緩和型医療保険の保障内容は、通常の医療保険と同じく入院給付金と手術給付金が基本保障となります。
加入前の持病や既往症が悪化して入院や手術を受けた場合でも、保障されることがあります。
保険商品によっては、契約後の一定期間は入院や手術の際の給付金が半額となり、一定期間後は満額の給付金が受けられるという仕組みになっています。
その一定期間を支払削減期間(削減支払期間)といいます。
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引受基準緩和型医療保険の加入の条件
引受基準緩和型医療保険の加入時の条件は、保険会社により異なりますが、いくつかの健康告知項目の全てにあてはまらないことです。
主な項目は、以下のようになります。
- 最近3カ月以内に、医師に入院・手術・先進医療をすすめられたことがある。
- 過去2年以内に、入院したこと、または手術を受けたことがある。
- 過去5年以内に、がんや肝硬変・統合失調症・認知症で、医師の診察(検査・治療・投薬を含む)を受けたことがある。
注意点として、「過去○カ月」や「過去○年」という年数等や病気の種類は、保険会社によって異なります。
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引受基準緩和型医療保険の保険料は?
通常の医療保険に比べて引受基準緩和型医療保険は、保険料が高く設定されています。
そのため、保障額と保険料のバランスを考えて加入を検討しましょう。
高い保険料を支払っていて保障が少ないのであれば、同じ額の預貯金をするという選択肢もあります。
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引受基準緩和型医療保険と無選択型医療保険の違いは?
引受基準緩和型医療保険と似ている保険として、「無選択型医療保険」が挙げられます。
無選択型医療保険は、健康状態等を保険会社に告知しなくても加入できる保険です。
つまり、無選択型医療保険は、引受基準緩和型医療保険よりも加入時の条件がさらに緩和された保険といえます。
ただし無選択型医療保険は、通常の保険と比較すると保険料が高いほか、「契約後の一定期間は病気による入院・手術が保障されない」など、保障が受けられない場合が多いので、この点に注意するようにしましょう。
まとめ
ここまでで、引受基準緩和型医療保険や無選択型医療保険についてお伝えしました。
引受基準緩和型医療保険などは、通常の保険と比較して、健康に不安がある方でも加入しやすい反面、保険料の高さなどの注意点があることは先述のとおりです。
持病や入院歴があっても、保険会社によっては通常の医療保険に条件付きで加入できるケースがあるので、まずは通常の医療保険からトライしてみて、それでも無理な場合に、引受基準緩和型医療保険などを検討すると良いでしょう。
※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
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