医療保険の商品知識
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2012年1月1日~2012年12月31日 保険市場調べ
●保険期間は?
今回、ランキング上位の商品は、いずれも保険期間が「終身」です。
医療は日々進化しているので、その進化に合わせて保険商品も日々、新しい保障が備わる等進化していますし、また入院給付金の現在価値と将来価値が異なる状況が生じる可能性もゼロではありません。
そのようなことを考慮した場合、保障内容の見直しや乗り換えが容易であるという点で更新型にもメリットはあるのですが、やはり将来的に保険料が上昇する可能性があるので、トータルの支払保険料の手頃さと終身に渡って保障が続くという安心感から、終身タイプを選択するケースが多いのでしょう。
●保険料は?
医療保険の商品を比較する上で、まず注目するのは保険料!という方は少なくないと思います。
しかし、CMや広告等で表記されている保険料は、保険料払込期間が終身であるケースがほとんどです。その保険料だけをみて安い・高い!と判断するのは早計です。
まずは、医療保険の保障内容を統一させた上で比較検討をする必要があります。
その上で、60歳等一定年齢で保険料の払い込みを終了させる短期払を検討している場合には、保険料払込期間のバリエーションも確認をしておきたいところです。
例えば、ランキング上位の商品でも、保険料払込期間のバリエーションは様々です。
保険料払込期間が「60歳、65歳、終身」と3パターンの商品もあれば、「10年、15年、20年、60歳~80歳まで5歳刻み、終身」というバリエーションが豊富な商品もあります。
また、ある商品では保険料払込期間が65歳までだと少し保険料負担が大きいが、終身払にはしたくない。
しかし、別の商品で70歳までにすると負担を軽減できた…という検討ができるのも、いろんなバリエーションがあると知っていればこそですよね。
●手術給付金は?
「手術給付金の対象となる手術がどのように規定されているか」という点も、商品を具体的に検討するときのポイントになります。
対象となる手術は「公的医療保険の適用を受けることができる手術が対象になっている場合」と「保険会社によって規定された88種の手術が対象になっている場合」に大きく分けられます。
対象となる手術の範囲が広くなるということは保障が手厚くなり安心ですが、当然保険料にも影響してくるので、コストバランスを考えるということも必要です。
●付帯サービスは?
特約は各社様々なものを用意していますので、必要に応じて選択をしていけばよいでしょう。
しかし、医療保険をいざというときに有効に機能するツールにするためにも、特にセカンドオピニオンサービスの有無は、検討のポイントとして重要に思います。
ただし、既に加入しているその他の保険に、そのサービスが付いているのであれば話は別ですよ!
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コラム執筆者プロフィール
キムラ ミキ (キムラ ミキ) マイアドバイザー.jp®登録 - 鳥取県立米子東高等学校卒業後、日本社会事業大学 社会福祉学部 福祉計画学科にて福祉行政を学ぶ。
大学在学中にAFP、社会福祉士を取得。大学卒業後、アフラックでの保険営業を経て、株式会社アゼル(マンションデベロッパー)にてマンション営業、マンション営業企画に携わる。その後FP会社でのスタッフ経験を経て、ファイナンシャルプランナーとして独立。
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コラム監修者プロフィール
山本 俊成 (ヤマモト トシナリ) マイアドバイザー.jp®登録 - ファイナンシャルプランナー。
大学卒業後、株式会社三和銀行(現三菱UFJ銀行)入社。
2003年、外資系生命保険会社入社。
2005年、総合保険代理店株式会社ウィッシュ入社。
2010年、株式会社ファイナンシャル・マネジメント設立。
銀行と保険会社に勤めていた経験を活かし実務的なコンサルティングを行う。
ファイナンシャルプランナー キムラ ミキ
※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。
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