学資保険のよくあるご質問

シングルマザーでも学資保険に加入することはできますか？

掲載日：2016年10月18日

シングルマザーでも「契約者」としての条件を満たせば学資保険に加入できます。
シングルマザー（シングルファーザー）の方も、契約者としての条件を満たせば学資保険に加入できます。

契約者の条件とは

お子さまの母親であれば契約者として学資保険に加入できます: ただし、離婚などでシングルマザーとなられた場合、学資保険の加入時に「親権者」の同意が必要になる場合があります。何らかの理由で親権がない場合にはご注意ください。; しかし、実際には以下の条件も満たしておく必要があると思います。
保険料の支払いが可能であること: 保険の契約において契約者とは、「保険料を支払う人」でもあります。
学資保険は、保険期間の途中で保険料が支払えなくなり、解約しなければならなくなった場合には、支払った保険料より少ないお金（解約返戻金）しか戻ってこないことがあります。
短期間だけ、保険料の支払いが困難な場合には、「契約者貸付制度」や「保険料の自動振替制度」などを利用し、解約を回避することも可能ですが、いずれも「保険会社からお金を借りる」ことになります。貸付金には所定の利息がかかりますので、保険料の支払いを継続することが可能なプランかどうか、契約前にしっかり検討することが重要です。
健康状態が良好であること: 多くの学資保険には、契約者が「死亡または所定の高度障害状態」に該当した場合、それ以降の保険料の支払いが免除される「保険料払込免除特則」が付加されています。
そのため、加入時には契約者の健康状態を申告する必要があります（健康告知）。健康状態が良好でないと、学資保険に加入できない場合があります。
その場合でも、保険料払込免除特則の付加されていないプランなら健康告知なしで加入できますが、商品の選択肢が少なくなることにご注意ください。

シングルマザーで学資保険への加入を検討される方にお伝えしておきたいこと

万一の備えもしっかりと: お子さまを持つ親として、お子さまがどんな進路を選んだときにも応えてあげたいという思いを持つのは当然のことと思います。
学資保険は、より効率的に貯蓄をするだけでなく、保険料払込免除特則で契約者であるお母さまに「万一」のことがあったときの備えも兼ねています。
とはいえ、万一のことが起こった際に、学資保険の祝い金と満期保険金だけで、お子さまのその後の生活が成り立つわけではありません。万一のことが起こった後、お子さまが日々の暮らしに困らないように備えておくことも大切です。
進学資金だけならお子さま自身が「奨学金」を利用する方法や、「教育ローン」など、代替のプランはあります。場合によっては、学資保険の予算を削ってでも、万一の際に備える保険を優先して検討することも必要です。
シングルマザーになられてから、保険の見直しをされていない場合には、ぜひ、保険代理店などで総合的な相談をされることをおすすめします。

※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。

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