変わりゆく介護保険制度
近年街角では、デイサービスの送迎や訪問看護、訪問介護の車をよく見かけます。65歳以上の高齢者が3,000万人を超えました。厚生労働省の介護保険事業状況報告(平成24年11月)によると、そのうちの約550万人が要介護・要支援の認定を受けています。すべての認定者が介護保険サービスを使っているわけではありませんが、家族の介護力や身体状況に応じてさまざまな介護サービスが利用されています。「介護保険制度」は2000年4月、成年後見制度とともにスタートし、利用者が増えてきました。というのも要介護認定を受け要介護度が決定すると、その介護度に応じた限度額が定められ、その範囲内での介護保険サービスの費用は、利用した分の1割負担ですむからです。
2013/04/17