ネット生保と従来の保険との違いをおさらい

保険の新しい販売チャネルとして2008年からネット生保が発足してから4年が経過しようとしています。
各種マネー雑誌で取り上げられたり、テレビCMを流したりしている会社もあり、その知名度は日に日に高まっています。
また保険に限らずインターネット上だけで完結する様々な手続きが一般化してきていることもあり、ネット生保は我々の生活にかなり浸透してきています。
ここで改めて従来の保険と比べたネット生保のメリットとデメリットを整理しておきましょう。
メリットは何と言ってもインターネット手続きならではの「手頃な保険料」と「手続きの簡易性」でしょう。
年齢や性別、保険金額によって保険料は変わりますが、各保険会社と比べてお手頃な保険料で保険に加入することができます。
またインターネット環境さえあれば好きな時間に好きな場所で手続きができるため、仕事や子育てで忙しくなかなか保険について日中に検討できない方や、誰にも会わずに手続きをしたいといったニーズのある方にとっては大変便利な生命保険加入ルートと言えるでしょう。
デメリットとしては、ネットでの申込みが基本なので、対面での説明や申込みを希望のお客様にとっては、その点がデメリットと言えるでしょう。
そのため、保険商品を設計したり選んだりする際の全ての判断を、自分で行わなくてはなりませんが、実際には、保険会社や代理店の問合せ窓口へ、電話やメールなどで相談できる場合が多いですので活用することをお勧めします。
ネット生保はインターネット上で保険加入の判断がしやすいように商品構成がシンプルだったり、ホームページ上で各種シミュレーションツールが用意されていたりします。
また最近は一昔前に比べてインターネットで情報が取りやすい環境が整備されていますので、いろいろと検索すれば保険加入に関してある程度の詳しい情報を得ることができます。
アドバイスがほしい方は専門家に相談した上でネット生保の手続きをしてもいいかもしれません。
ネット生保は上手に活用すれば大きなメリットが得られますので、生命保険をお考えの方は選択肢のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。

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コラム執筆者プロフィール
山本 俊成 (ヤマモト トシナリ) マイアドバイザー.jp®登録 - ファイナンシャルプランナー。
大学卒業後、株式会社三和銀行(現三菱UFJ銀行)入社。
2003年、外資系生命保険会社入社。
2005年、総合保険代理店株式会社ウィッシュ入社。
2010年、株式会社ファイナンシャル・マネジメント設立。
銀行と保険会社に勤めていた経験を活かし実務的なコンサルティングを行う。
ファイナンシャルプランナー 山本 俊成
※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。
※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
掲載日:2019年9月20日
ネット生保(インターネットで加入できる生命保険)のメリット・デメリットまとめ
ネット生保のメリット・デメリットをわかりやすくまとめると下記のようになります。
ネット生保のメリット・デメリット
メリット |
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デメリット |
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