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知っておきたいペット保険のアレコレ!

犬のペット保険

最終更新日:2017年6月15日

犬をペットとして飼っていらっしゃる方は多いでしょう。犬はペットのなかでも代表的なものに挙げられ、補償の対象となっているペット保険も多くあります。それでは、具体的に、犬のペット保険はどのような内容になっているのでしょうか?

犬がかかりやすい病気

犬の場合、肥満になってしまっていることがよくあります。人と一緒で、肥満を原因とする病気にかかることも少なくありません。また、医療の進歩で寿命が延びるに伴い、「腎臓病・心臓病・がん」が「三大死因」と呼ばれるようになりました。
では、犬がかかりやすい病気とは、どのようなものがあるのでしょうか。

  • ・外耳炎
  • ・胃腸炎
  • ・下痢/嘔吐
  • ・皮膚病

では、一般的に犬の病気やケガの治療費は、どのくらいかかるのでしょうか?
アニコム損害保険株式会社「家庭どうぶつ白書2016」によると、実際に請求のあった通院・入院・手術を含む1回の診療あたりにかかった平均費用が9,384円、1年間は84,016円となっています。また、請求のあった上位10位の傷病をみてみると、傷病によって、金額が大きくかわることがわかります。

ペット保険 犬の請求理由TOP10

順位 傷病名 頭数(頭) 年間平均診療費(円)
1 外耳炎・外耳道炎 69,679 18,858
2 その他の皮膚炎 30,308 21,147
3 膿皮症 28,607 23,648
4 胃腸炎 26,660 17,710
5 嘔吐/下痢 22,669 15,388
6 皮膚炎(アレルギー性) 15,223 43,734
7 結膜炎/結膜浮腫 14,773 10,712
8 膀胱炎 11,976 25,063
9 歯周病(歯肉炎/歯槽膿漏/歯垢/歯石含む) 11,572 35,015
10 軟便/下痢/血便 11,381 13,204

資料:アニコム損害保険株式会社「家庭どうぶつ白書2016」をもとに作成

ペット保険のほとんどが「犬」も対象

犬は、必ずといっていいほどペット保険の対象になっています。そして、補償内容はほとんどのペット保険で同じような内容になっていますが、保険料については違いもありますので、各社のペット保険を比較されることをおすすめします。

補償内容は、一般的に入院、手術、通院などを対象としています。なかには犬が他人に噛みついたり他人の物を壊したりして、飼主が賠償責任を負ってしまった場合の補償や、犬が死亡したときの仏具などの購入費用を補償する商品もあります。

保険料は、犬の大きさによって異なっています。具体的には、小型犬、中型犬、大型犬などの区分に分けられています。ただし、それぞれの区分に分けられる犬の種類は商品によって異なります。一般的に「小型犬<中型犬<大型犬」の順番で保険料は高くなりますが、区分に関係なく補償内容は同じです。

また、年齢でも保険料が異なることが多く、人と一緒で、年齢が高くなると保険料が上がる傾向にあります。
犬に限らずペット保険に加入する際の注意点として、新規で加入できる年齢が制限されており、その年齢の範囲は、商品によって異なる点があります。

「ペットも家族の一員」ともいわれるようになりましたが、犬も人と同じ病気にかかってしまうケースが多くなっています。病気や老齢になってからではペット保険に加入できないこともありますので、早めにペット保険を検討することをおすすめします。

※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。

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