バイクの車両保険
最終更新日:2017年7月26日
バイクの任意保険(バイク保険)は、相手に対する補償だけでなく自分自身に対する補償もセットできる点が魅力の一つです。万一、交通事故が発生した場合、相手側に対する補償を備えておくことはとても重要ですが、一方で、自分自身に対する被害も発生し、その被害は自分の身体だけではなく、運転していたバイクにも被害が及びます。
バイクの車両保険とは?
バイクの車両保険とは、契約しているバイクの損害に対する補償を備えるための保険です。
車の任意保険(自動車保険)でも車両保険をセットすることができますが、バイクの任意保険(バイク保険)でも同じです。
それでは、具体的にどのような場合に補償されるのでしょうか?
損害保険会社によって、取り扱っている車両保険のタイプは異なり、車両保険を取り扱っていない保険会社もあります。
例えば、他の自動車(原付バイクも含む)との衝突・接触事故が起きた場合に、相手の自動車およびその運転者または所有者が特定できる事故のみを補償するといった範囲を限定したタイプや、「ガードレールへの接触や電柱への衝突などの単独事故」や「当て逃げ事故」、「物の飛来・落下」も含め、多くの事故に対応する幅広い補償内容のタイプがあります。
また、事故だけでなく地震・噴火またはこれらによる津波によってバイクに所定の損害が生じた場合の補償を特約で付加できる商品もあります。
ただし、補償内容を充実させればさせるほど保険料は高くなりますので、どのぐらいの補償が必要かどうかを検討する必要があります。
なお、最近では、単独で加入できる車両保険もあります。
バイクも高額な乗り物!~その補償も忘れずに~
バイクを購入し保有するとなると、自賠責保険と任意保険の保険料だけでなくガソリン代もかかり、さらに、排気量250cc以上のバイクの場合は車検代などのランニングコストもかかります。
しかし、保有しているバイクそのものに損害が発生した場合、これらのランニングコスト以上の出費となってしまい、金銭的なダメージも非常に大きなものとなってしまいます。
また、バイクも原付バイクであれば10万円程度で販売されていますが、大型バイクになれば100万円以上の高額なバイクもあるため、万一の際は金銭的な負担だけでなく、精神的なダメージも発生してしまいます。
したがって、バイクの任意保険の補償内容をご検討される際には、交通事故による相手方への補償とともに、自分自身やバイクそのものに対する補償も含めてバランスよく考えることをおすすめします。
※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
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