バイク保険の保険料の相場は？

最終更新日：2017年7月26日

バイク保険は、バイクで事故を起こしてしまった場合の万一のときのための備えですが、備えを確保するためには保険料の支払いが必要になります。新規でバイクをご購入される際には車体の購入費用だけでなく、維持費の一つとしてバイク保険の保険料も資金計画のなかに入れておく必要があります。保険料は、バイクの排気量によっても異なりますが、実際のところ、どのぐらいの保険料が必要になるのでしょうか？

バイク保険料の相場はどのぐらい？

バイク保険は年間どのぐらいかかるのでしょうか？

以下のような契約内容で、総排気量ごとに保険料を比べてみましょう。

• ・純新規契約
• ・対人賠償（無制限）、対物補償（無制限）、搭乗者傷害（200万円）
• ・保険期間：1年間
• ・免許の色：ゴールド
• ・使用目的：日常・レジャー
• ・年齢を問わず補償

表1　バイク保険料の目安

• ※2017年4月時点で保険市場にて取り扱いのあるバイク保険を参照

同じ総排気量でも、保険会社によって保険料は大きく異なります。

補償する年齢によって保険料は異なる！

バイク保険では、保険会社の違いや補償内容、車種や排気量によって保険料の違いが生じますが、それだけでなく、運転する方の年齢によっても保険料が変わります。
具体的には、「運転者の年齢を問わず補償するタイプ」と「一定の年齢以上の運転者のみを補償するタイプ」の2種類に分かれます。
では、表1での契約内容を「運転者の年齢を問わず補償するタイプ」から「一定の年齢以上の運転者のみを補償するタイプ」に変更した場合、どのように保険料が変わるのでしょうか？

表2　補償する年齢を限定した場合のバイク保険料の目安

• ※2017年4月時点で保険市場にて取り扱いのあるバイク保険を参照
• ※プランによっては、細かく年齢が分かれていない場合がある

補償年齢を限定することで保険料が異なる理由として、年齢層によって、事故を起こしてしまう確率が過去の統計上異なっていることがあります。なお、過去の統計上では、若い人ほど事故を起こしてしまう確率が高くなっており、保険料も高くなっています。
したがって、運転者の年齢が若い場合でも補償する「運転者の年齢を問わず補償するタイプ」の方が保険料は高くなっています。

もし、自分自身のみが運転し、年齢も一定の年齢以上であれば、「一定の年齢以上の運転者のみを補償するタイプ」を選択するとよいでしょう。同じ補償内容ですが、安い保険料でバイク保険に加入することができます。
また、ご家族の方も運転する可能性があり、一番若い方の年齢が20歳以下であれば、「運転者の年齢を問わず補償するタイプ」を選択しましょう。例えば、21歳以上のみの方を補償とするタイプの保険に加入し、19歳の方がそのバイクを運転し事故を起こしてしまった場合は、補償の対象外になります。

さらに、免許や年間の走行距離による保険料の割引や、インターネットからの申し込みの場合に保険料が割引されるケースもあります。

なお、保険料以外にも、商品の特徴やサービスも比較しておくとよいでしょう。例えば、レッカーサービスを含めたロードサービスの有無は保険会社によって違いがあり、休日対応はほとんどの保険会社で行っています。

バイク保険に加入する際は、保険料とともに各保険会社の補償内容やサービスも比較しながら、自分にとって必要な補償を考えた上で、自分に合ったバイク保険を選択するようにしましょう。