海外旅行保険は空港で加入すると保険料が高い?
掲載日:2017年3月21日
海外旅行保険は、事前にインターネットや損害保険の代理店で加入することができますが、フライト直前に空港で加入することもできます。フライトまでの待ち時間に加入することができ便利であることがメリットですが、補償内容や保険料に違いはないのでしょうか?
空港で加入すると便利ではあるが…
海外旅行に行くとなると、荷物の準備以外に旅行先でのスケジュールやガイドブックのチェックなど、旅行前ならではの楽しい時間を過ごすことができます。忙しい日常生活のなかで準備するため、ついつい海外旅行保険の加入を忘れてしまうこともあるでしょう。しかし、海外では、文化の違いや、食べ物や衛生状態の違いなどにより、トラブルに巻き込まれたり体調を崩したりすることもあるため、海外旅行保険に加入しておいたほうが良いでしょう。
もし、海外旅行保険に加入するのを忘れていたとしても、出発する直前まで空港にある自動引受機や受付カウンターで加入することができます。申し込みにかかる時間は5~10分程度ですので、空港に到着後、フライトまでの空き時間を利用することが可能で便利です。
インターネットで加入した方が保険料はお手頃に?
同じような補償内容であれば、インターネットで加入する方が保険料(掛金)を安く抑えることができる場合があります。
例えば、インターネットで加入することで保険料が40%~55%の割引が適用されるプランや、リピーターの場合は5%程度の割引が適用されるプランもあります。
また、空港で加入できる保険の多くはさまざまな補償内容がセットされている商品です。自分にとって不要な補償もセットされている場合があるため、その分保険料が高くなることも考えられます。
空港到着までに事故やトラブルにあった場合はどうなる?
一般的に、海外旅行保険が補償する期間は「海外旅行を目的として自宅を出発してから帰宅するまで」となっています。したがって、事前に海外旅行保険に加入していれば、万一、自宅から空港までの行き帰りにケガをしたり、バッグを盗まれる等のトラブルに巻き込まれたりした場合も、補償対象となります。
一方で、空港で加入する場合は、出発時の自宅から空港までは無保険状態となります。
このように、空港で海外旅行保険に加入することは、便利で時間効率も良いことがメリットではありますが、補償の内容や保険料の違いがあります。フライト直前に検討するため、さまざまな損害保険会社の商品を比較して考える時間があまりないかもしれません。こういった点も理解した上で、どの時点でどのようにして海外旅行保険に加入するのかといったことも旅行プランとともに考えておきましょう。
※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
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