いまさら聞けない「レジャー保険の基礎知識」
ここをチェック!!
- 目的にフィットした内容になっていますか?
- 既に加入している保険と、重複してはいませんか?
- 補償の範囲と保険金額の設定は適切ですか?
レジャー保険は、その名のとおりレジャーを楽しむにあたって、不慮の事故やアクシデント、思わぬ出費等に備えるための保険です。一昔前は、自転車、ヨット、つり、テニス、国内旅行、ゴルフ、スキーと幅広い品揃えを各社発売していましたが、引き受けの適正化や保険料と保険金支払いバランスを鑑み、近年はその数も大幅に減少しています。
レジャー保険を選ぶポイントとしては、まず、目的にフィットした内容となっているかどうかが挙げられます。例えば、ゴルファー保険ひとつとっても、加入したい目的は様々。プレー中の第三者に対する損害賠償に備えたい人もいれば、クラブ破損等用品損害に備えたい人、さらにはホールインワン達成の際のご祝儀に備えたい人等、目的は分かれます。まずは、加入しようとする保険に、自分が本当に欲しい補償が十分備わっているかを確認しましょう。
次に、既に加入済みの保険に、同じ目的の補償が重複していないかを確認しましょう。例えば、先述のプレー中の第三者に対する損害賠償に備えたい場合、レジャー保険で準備することはもちろん可能ですが、自動車保険や火災保険にセットされているケースも散見されます。また、一部のクレジットカードにも、賠償責任保険がセットされています。仮に賠償責任保険を2社で加入していたとして、万一の保険金支払いの際は、重複しては支払われませんので、無駄をなくすためにも、補償が重複していないか十分注意しましょう。
逆に、それらセット保険でカバーされない補償があるようであれば、レジャー保険等でカバーすることを忘れないようにしましょう。
そして、もうひとつ。補償の範囲と保険金額の適切な設定も大切なポイントです。多くの方はゴルフ、釣り、旅行…と年間を通じて幅広くレジャーを楽しまれることと思いますが、それらをまとめてカバーしてくれる保険があれば安心です。幅広いレジャーに対応出来る補償となっているか、保険金額は適正か、その点もしっかり確認しましょう。
ここでおすすめなのが、国内旅行傷害保険。「旅行」と名はついていますが、実はレジャー活動におけるケガや第三者に対する賠償、携行品損害等に対し、幅広く対応してくれます。保険期間も短期で設定でき、保険料もお手頃。もちろん、ネット経由で簡単に手続きも出来ます。「レジャーに出かけよう!」と思ったら、国内旅行傷害保険もあわせてご検討いただくことをおすすめします。
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コラム監修者プロフィール
山本 俊成 (ヤマモト トシナリ) マイアドバイザー.jp®登録 - ファイナンシャルプランナー。
大学卒業後、株式会社三和銀行(現三菱UFJ銀行)入社。
2003年、外資系生命保険会社入社。
2005年、総合保険代理店株式会社ウィッシュ入社。
2010年、株式会社ファイナンシャル・マネジメント設立。
銀行と保険会社に勤めていた経験を活かし実務的なコンサルティングを行う。
ファイナンシャルプランナー 奥田 知典
※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。
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