自動車保険、バイク保険の保険料節約のポイント
自動車保険・バイク保険の参考純率(保険会社が保険料を決める際に目安とする率)の引き上げによって、等級が上がったにもかかわらず2010年から保険料が値上げになってしまった方も多いと思います。
この経済状況の中での保険料アップは厳しいものがあります。
自動車保険やバイク保険の加入方法は、通信販売によるダイレクト商品へ加入する方法と、保険代理店や損害保険会社の直販社員経由で加入する方法とがありますが、それぞれメリット、デメリットがあります。
ここではそれぞれの比較は割愛させて頂きますが、ダイレクト商品の大きなメリットはやはり保険料の安さにありますので、保険料を節約したい場合はダイレクト商品を検討する余地があると思います。
また、今まで既にダイレクト商品に加入している方についても、加入方法や保険会社の変更を検討されるとさらに保険料を下げることが可能な場合もあります。
下記に保険料を節約するポイントを簡単にまとめてみます。
- ○運転する人の限定
- 運転する人を例えば「本人のみ」「夫婦のみ」と限定することで保険料が抑えられます。
- ○車両保険の選択
- 車両保険には、様々なサービスが付いている補償範囲の広いものもあれば、単独事故を補償しない等、補償範囲が狭いものもあります。補償範囲を狭めたり、車両保険金額を下げることで、保険料を抑えることができます。
- ○免責金額の変更
- 免責金額を大きくすることで保険料の削減が図れます。
- ○保険会社の変更
- 走行距離や車種等により保険料が安くなる会社があります。改めてご自身にマッチした保険会社を検討するのもいいかもしれません。
以上のように保険料を節約する手段はいろいろありますが、保険料を下げ過ぎたために、補償が狭くなりすぎてしまい、保険の意味がなくなってしまうことも考えられます。
いざという時に後悔しないためにも、慎重にご検討ください。
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コラム執筆者プロフィール
山本 俊成 (ヤマモト トシナリ) マイアドバイザー.jp®登録 - ファイナンシャルプランナー。
大学卒業後、株式会社三和銀行(現三菱UFJ銀行)入社。
2003年、外資系生命保険会社入社。
2005年、総合保険代理店株式会社ウィッシュ入社。
2010年、株式会社ファイナンシャル・マネジメント設立。
銀行と保険会社に勤めていた経験を活かし実務的なコンサルティングを行う。
ファイナンシャルプランナー 山本 俊成
※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。
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