自動車保険選択のポイント1 ~各種割引~
自動車保険選択のポイントとして、割引制度について説明します。
自動車保険には様々な割引制度があり、インターネット手続き独自のものもあります。保険料を安くしたいのであれば、できるだけ家計にマッチした割引制度がある保険会社を選んだ方がお得です。
代表的な割引制度には下記のようなものがあります。
- ○安全装置での割引
- (ABS、エアバッグ、安全ボディ、エコカー、盗難防止装置等の有無等)
- ○契約形態での割引
- (ゴールド免許、運転者年齢限定、運転者家族限定、長期優良契約、複数契約等)
- ○インターネット独自の割引
- (インターネット割引、証券ペーパーレス割引等)
- ○その他の割引
- (各社特有の割引制度)
上記の割引きの有無や割引率は保険会社によって様々です。保険料を抑えるためには、まずはその割引きが受けられるかどうかを確認してから見積もりの依頼を出すことをご検討されるのがいいと思います。
最後に割引きについて「金額」で割引く会社と「割引率」で割引く会社の違いについて説明したいと思います。
例えばインターネット割引きでは、「ネット契約で5,000円割引き」といった具体的な金額で割引く会社と、「保険料の10%OFF」といった割引率を採用する会社の2種類があります。どちらがお得になるかは、自動車保険の保険料によって変わってきます。
車両保険に加入し補償を手厚くする等、保険料が高くなる場合は「割引率」を適用した会社の方が割引きのメリットを大きく受けられる可能性が高くなりますし、逆にそもそもの保険料が安い場合は、「具体的な金額」での割引きの方がお得になるかもしれません。
このように、自動車保険は割引きについて検討するだけでも様々な選択肢が考えられます。なるべく賢く各社の割引制度を活用して、保険料の節約をご検討されることをお勧めします。
自動車保険を選ぶ基準としては、保険料だけではなく補償内容や付帯サービスも大事です。
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コラム執筆者プロフィール
山本 俊成 (ヤマモト トシナリ) マイアドバイザー.jp®登録 - ファイナンシャルプランナー。
大学卒業後、株式会社三和銀行(現三菱UFJ銀行)入社。
2003年、外資系生命保険会社入社。
2005年、総合保険代理店株式会社ウィッシュ入社。
2010年、株式会社ファイナンシャル・マネジメント設立。
銀行と保険会社に勤めていた経験を活かし実務的なコンサルティングを行う。
ファイナンシャルプランナー 山本 俊成
※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。
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