自動車保険を比較する方法

見積もりサイトを利用すれば複数社の見積もりが一括で取れる
車を持っている人は、もしもの自動車事故に備えて、自動車保険への加入は必須です。自動車保険の契約期間は1年が一般的で、毎年、契約を継続していくことになります。その際、漫然と同じ保険会社で継続していませんか?
だとしたら、もったいない! 自動車保険は保険会社によってドライバーの年齢、性別、地域、車種、走行距離、運転免許の色などによって保険料が異なるリスク細分型自動車保険が認可され、今よりも保険料を安くすることができるかもしれません。あるいは保険料は同じでも補償を厚くできるチャンスもあります。今や、毎年の継続時には、複数社の見積もりを取って比較・検討してから選ぶ作業は欠かせないと言えます。
でも、複数社の見積もりを取り寄せるのは面倒です。そんなとき、利用したいのが自動車保険の見積もりサイトです。インターネットで自動車保険の見積もりができるサイトは増えていて、10~20社の商品を一括して見積もりができるので便利です。見積もりを取る際、手元に下記の書類を用意しておくとスムーズに作業が進みます。
■保険証券
契約後に保険会社から送られている保険証券(ネットの損害保険会社は紙で発行していないところもある)。
■車検証
初年度登録年月日や型式など、車に関する情報が記載されている。
■更新案内
次年度の契約内容や保険料などが記載されている。更新時期の約2ヶ月前に送られている。
■免許証
最もよく運転する人の免許証を用意。ゴールド免許証の場合は保険料の割引が適用される会社もあります。他に車を運転する人がいれば、その家族の氏名・性別・生年月日もメモしておく。
比較するときは、補償内容と保険料はもちろんですが、付帯サービスも比較対象にしましょう。自動車事故を起こしたときや車にトラブルが発生したとき、保険会社がどのようなサービスを提供してくれるかも、自動車保険選びの大切な要素だからです。なお、新規で加入する場合も、同様に比較します。
- 自動車保険選びの豆知識
- 自動車保険の保険金額の目安
- 自動車保険は、対人賠償保険・対物賠償保険・搭乗者傷害保険・自損事故保険・無保険車保険・人身傷害保険・車両保険の中から必要な保険を組み合わせて契約します。保険金額は、対人賠償と対物賠償は無制限、搭乗者傷害は1,000万円、自損事故保険は1,500万円、無保険車傷害は対人賠償が無制限の場合は2億円、人身傷害をつける場合は3,000万円が一般的です。車両保険は、車種や初度登録時期などによって設定範囲が定められています。
ファイナンシャルプランナー 小川 千尋
※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。
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