学資保険に加入する手順は?
学資保険(こども保険)に加入する際の、手順を整理しておきましょう。
子どもの教育資金が気になるので「学資保険に入りたい」と考えた場合、どんな流れで契約まで進めばいいのでしょう?手順を整理しておきましょう。
1)ライフプランをチェック!
できれば加入前にライフプラン(人生設計)をたててみましょう。というのは、マイホーム取得の時期や車の買い替え、老後資金の準備時期など、30年程度のライフプランをイメージしていくと、この時期はゆとりがありそう、この時期は家計が厳しくなりそう、などが見えてきます。学資保険に加入する際、「ずっと払い続けられる保険料」で入ることも大事になるため、加入を検討する際にはライフプランを見ながら確かめたいもの。
2)種類や条件などを絞り込む
学資保険を検討する際、まず最初に次のような点を明確にし、商品選びの条件を整理しましょう。①貯蓄型にするか保障型にするか? ②満期は何歳にする? ③途中での祝金は必要か? ④子供の医療特約をつける? ⑤契約者が死亡・高度障害時に保険料免除になった方がいい?
この5つの条件をどうするか選ぶだけでも商品を限定することができます。
参照:「学資保険に加入前にはココをチェック!」
3)複数の見積りをとる
商品のタイプなど条件を絞り込んだら、条件に合う商品の見積りを取ってみましょう。一括で保険料試算もできますので活用しましょう。
4)見積りを比較
見積りを比較します。すでに5つの条件は反映されていますので、保険料で選ぶこともできるのでは?条件で迷うものがあれば、ここでじっくり検討して、最も自分の目的に合っている商品を選びましょう。
5)最終チェック
これだ!と納得できる商品と出会えたら、必ず「重要事項説明書」「注意喚起情報」「ご契約のしおり・約款」などに目を通しましょう。
6)申し込み・契約
通販商品の場合、郵送されてきた申込書・告知書その他に正しく記入して返送します。
- 学資保険の豆知識
- 学資保険とライフプラン
- ライフプラン(人生設計)をたてることで、教育資金の貯め方なども見えてきます。教育資金準備の基本はコンスタントに貯めることですが、今はゆとりがあっても、「この時期は家計がきつくなりそう」などといったことも確かめられます。月払いにするか、年払いにしても家計に影響はないかなども含め、ライフプランをたてて確認することで、教育資金の貯め方をもっと現実的にプランニングすることができます。
ファイナンシャルプランナー 小川 千尋
※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。
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