学資(子供)保険はいつ加入する!?
子どもが生まれたので学資(子供)保険に加入しようと思っていても、産まれてしばらくの間は何かと忙しく、加入するタイミングがないまま今日を迎えている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
それでは、学資保険はいつ加入するのがベストなのでしょうか?
どうせ貯めるなら早い方が良い!?
学資保険は任意で加入する保険なので、誰かに強制されるようなことはありません。ただ、将来の子どもの教育資金を学資保険で備えるなら、貯めやすいお得なタイミングで加入したいものです。加入の時期によって、月々の保険料にどのくらい違いがあるのかフコク生命の学資保険「みらいのつばさ」(無配当学資保険)で試算してみました。
<例:フコク生命の学資保険「みらいのつばさ」(無配当学資保険)J(ジャンプ)型
祝金を18歳の大学入学時に受け取りと22歳の満期時に満期保険金100万円を受け取るプラン 契約者:35歳男性 被保険者:男の子>
子ども0歳で加入 保険料払込期間:18年 口座振替月払保険料:8,343円 保険料合計:1,802,088円
子ども5歳で加入 保険料払込期間:13年 口座振替月払保険料:11,913円 保険料合計:1,858,428円
(兄弟割引適用なし、平成25年11月現在)
例えば、子どもが生まれて間もない0歳の時に加入し、大学入学時期にあわせて100万円(22歳の満期時にも100万円)確保できるよう18年間払い込むと、月々の保険料は8,343円で、払った保険料合計に対して約20万円多い学資金を受け取ることができます。
また、子どもが5歳の時に同様のプランへ加入すると、月々の保険料は0歳の時の加入に比べて約1.4倍の11,913円になり、払った保険料合計に対して約14万円多い学資金を受け取ることができます(平成25年11月現在)。
将来に備えて準備をしていくなら、教育資金に限らず早く準備を始めた方が、月々の保険料も少なく楽に貯められます。
学資保険は出生前でも加入できる
実は、学資保険への加入は子どもが生まれた日が最も早いタイミングではなく、子どもが出生する前(出産予定日140日前や5ヵ月前)でも申し込み可能としている保険会社もあります。加入後に双子が生まれた場合は、戸籍上の先順位の子どもを被保険者にするとか、万一生まれなかった場合は、契約が無効になり払った保険料が戻される等、保険会社ごとの取決事項があります。出産前に加入する場合は、特に契約内容を十分に確認しておくと良いです。
学資(子供)保険を活用して教育資金を準備していくなら、早く始めるに越したことはありませんが、既に子どもが小学生になっていたとしても諦めることはありません。
積み立てを始めようと思ったなら、すぐに行動してみましょう!
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コラム監修者プロフィール
山本 俊成 (ヤマモト トシナリ) マイアドバイザー.jp®登録 - ファイナンシャルプランナー。
大学卒業後、株式会社三和銀行(現三菱UFJ銀行)入社。
2003年、外資系生命保険会社入社。
2005年、総合保険代理店株式会社ウィッシュ入社。
2010年、株式会社ファイナンシャル・マネジメント設立。
銀行と保険会社に勤めていた経験を活かし実務的なコンサルティングを行う。
ファイナンシャルプランナー 松浦 建二
※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。
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