海外旅行保険の商品知識
海外旅行保険ランキング
- ネットde保険@とらべる (三井住友海上)
- off!(オフ) (損害保険ジャパン)
- ネット専用海外旅行保険「スマートネッと」 (エイチ・エス損保)
- t@bihoたびほ (ジェイアイ傷害火災)
- AIUの海外旅行保険 (AIU保険会社)
2012年1月1日~2012年12月31日 保険市場調べ
●保険期間は?
今回、ランキング上位の商品は、いずれも短期間の海外旅行に焦点を絞り、保険期間を1日単位で設定できるようにすることで合理的な保険料を実現しています。
海外旅行保険は、どうしても出発直前に思い立ち、あわてて契約をすることが多いのですが、上位にランクされている会社は、出発当日までインターネット申込を受付する等、とても利便性が良く、加入しやすい体制をとっています。
一方、留学や商用で長期の海外旅行を検討される方は、会社によって加入できる日数、期間に違いがありますので注意しましょう。
●保険料は?
今回、ランキング上位の商品は、全てインターネット申込専用の料金体系、プランを揃えています。保険料も従来の海外旅行保険に比べてとてもリーズナブル!手頃な掛け金で、海外旅行中のアクシデントに備えたい方にとっては、加入しやすい商品が揃っているといえるのではないでしょうか。
なお、海外旅行保険は一般的に、その渡航エリアによって保険料率が異なります。アジアに強い会社もあれば、ハワイに強い会社もあります。インターネットで手軽に試算ができますので、ランキング上位の商品はぜひ、比較検討してみることをおすすめします。
●補償内容は?
海外旅行保険は一般的に、傷害死亡・後遺障害、治療・救援費用、疾病死亡、賠償責任、携行品損害、航空機等預託手荷物遅延等費用、弁護士費用が基本セットになっています。なかでも治療費用・救援費用は、海外旅行保険において最も使用頻度が高いので、どこまでの範囲が補償の対象に含まれるのかを、パンフレットや重要事項説明書PDFなどでしっかり確認しておきましょう。
一方、海外旅行保険付きクレジットカードをお持ちの方等は、必要な補償のみがある商品を選ぶようにしましょう。また、オーダーメイドで組み合わせて加入したい方については、オーダーメイドできる商品とできない商品がありますので、事前にしっかり確認しておきましょう。
●付帯サービスは?
海外旅行保険は、いかに現地でのSOSやアクシデントに対応できるかがポイントです。その意味では日本語対応のヘルプデスクの充実はもちろん、現地拠点数、キャッシュレスで診察が可能な提携病院の数等、利用する場面を想定し付帯サービスを比較検討することも重要です。例えば提携病院数は会社によって強いエリアと弱いエリアがありますので、「渡航先に合わせて保険会社を選ぶ」というのも判断基準のひとつではないでしょうか。
ランキングに挙がっている商品や会社は、いずれも充実した付帯サービスを誇っていますので、しっかり比較検討して、自分にあった海外旅行保険をお選びください。
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コラム監修者プロフィール
山本 俊成 (ヤマモト トシナリ) マイアドバイザー.jp®登録 - ファイナンシャルプランナー。
大学卒業後、株式会社三和銀行(現三菱UFJ銀行)入社。
2003年、外資系生命保険会社入社。
2005年、総合保険代理店株式会社ウィッシュ入社。
2010年、株式会社ファイナンシャル・マネジメント設立。
銀行と保険会社に勤めていた経験を活かし実務的なコンサルティングを行う。
ファイナンシャルプランナー 奥田 知典
※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。
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