保険市場用語集
読み方:こくちぎむいはん
生命保険は多数の人々が保険料を出し合い、相互に保障し合う制度であるため、最初から健康状態の悪い人や、危険度の高い職業に従事している人などが無条件に契約すると、保険料負担の公平性が保たれなくなってしまう。
そのため、保険の契約にあたっては、過去の傷病歴や現在の健康状態、職業などを、告知書や生命保険会社の指定した医師に、事実をありのままもれなく伝えなければならない。
これを「告知義務」という。
故意または重大な過失によって、事実を告知しなかったり、事実と違うことを告知したときなどには、営業職員などからそのように告知するようすすめられたときなどを除き、「告知義務違反」として保険契約が解除され、保険金や給付金が受け取れなくなることがある。
掲載日:2016年2月12日
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