先輩コンサルタント:市場(いちば)
マナブの先輩コンサルタント。
豊富な経験があるエースコンサルタント。面倒見もよく、マナブを後継者として育てようとしている。
入社2年目新米社員:マナブ
いまさら聞けない、新入社員が保険を選ぶポイント
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市場先輩、今年社会人になった後輩が、
勤務先の会社にやって来る保険会社の人から、
「社会人になったら保険に入った方がいいよ」とか、
「上司の○○さんも入ってますよ」と言われて、
やはり保険に入っておくべきかどうか、僕に相談に来たんです。
新入社員が保険を選ぶポイントを教えていただけませんか? -
そのくらいマナブくんだけでアドバイスしてあげてほしかったけどなぁ…。
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すみません…。
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私は新入社員が保険を選ぶポイントは4つあると思っているよ。
1.どのようなリスクに備える必要があるかしっかり考えること
2.今、自分が保障されている内容を知った上で必要な保険を考えること
3.保険について知ること
4.無理なく続けることができる保険を選ぶこと
これら4つの点を踏まえて、保険に加入するときは、人に言われて入るのではなく、何に備えるのかを考えて必要な保険に入るべきだと思うよ。
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なるほど…。
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試しにどのようなリスクに備える必要があるか考えてみよう。
例えば、自分に万一のことがあった際のリスク、病気で長期入院するリスク、長生きするリスクの3つについて、リスクマネジメントの観点から少し考えてみよう。 -
はい、よろしくお願いします。
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まず万一のことがあったときのリスクだ。
もし独身の新入社員が不幸にもお亡くなりになったとする。
その場合、経済的な観点から見るとどれくらいの支障が出るかな? -
えーっと、悲しい気持ちにはなりますが、その人に扶養家族がいないとすれば、直接的に大きな支障はないような気がします。
お葬式代とかはかかりそうですが…。 -
そうだね。だとすると、準備するならお葬式代として、200万~300万円くらい保障される生命保険で備えるのがいいんじゃないかな。
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そうですね。
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じゃあ次に、もし病気で長期入院することになったらどうする?
長期入院すると仕事に行けなくなる可能性もあるし、備えは必要になると思わないか? -
はい、病気になると治療費以外にもお金がかかったりすると聞きますし、病気に対する備えは必要だと思います。長期入院して仕事に行けなくなったときのことも心配です。
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じゃあ、医療保険と就業不能保険などの検討をしてみるべきだね。
最後3つ目の長生きするリスクはどうかな? -
年金も将来、受取額が抑えられる見通しみたいだし、長生きすると貯蓄が底をついて生活資金が足りなくなる可能性があると思います。
だから老後資金の準備として、個人年金保険など預貯金代わりになる保険を検討する必要があると思います。 -
そうだね。どのようなリスクに備えなければいけないかわかったから、次は今、マナブくんの後輩がどのような保障を受けることができるかを確認して、その上で必要な保険を検討しよう。
マナブくんの後輩は社会保障や、勤め先の福利厚生がどうなっているか十分に知っているかい?
それに、家族が保険をかけてくれているということはないかな? -
確かに、公的医療保険には高額療養費制度(※)があったり、勤め先の福利厚生制度が充実していたり、ご両親が既に保険をかけてくれていることもありますからね。
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そうだろ?
自分が知らないだけで既に保障を備えていることもあるんだよ。
また、保険について知ることが大切だ。
例えば、公的医療保険も民間の保険会社の保険も同じと思われている方も、なかにはいらっしゃるんだよ。
マナブくんもコンサルタントになる前は知らないことが多かっただろう? -
はい、今では当たり前なことも昔は知りませんでした…。
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そうだろ?
保険で相続税対策ができることや、健康状態が保険会社の定める基準を満たせば保険料が安くなる保険や、ネットで申し込みまで完結できる保険があることなど、意外と知らない人もいるんだ。 -
どんな保険があるのかを知り、自分に適した保険を選ぶことが大切ですね!!
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そうだね。あと最後はやっぱり無理なく続けることができる保険を選ぶことが大切だ。
保険料は長く払い続けることのできる金額かな?と考えてみるんだ。
保険は人生でも住宅の次に大きな買い物といわれるくらい、高額な買い物になることもあるんだよ。 -
そうですね。それに貯蓄型の保険のなかには、途中でやめたりすると元本割れする保険もあると聞きます…。
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そうだよ。だから人に言われて入るのではなく、何に備えるのか自分でしっかりと考えて必要な保険に入ることが大切なんだ。
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はい。後輩にも4つのポイントを教えてあげて、しっかり考えるようにアドバイスしてきます!
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そうだね。私たちはいつでも保険選びのお手伝いができるようにしているから、何かあれば力になるよ。
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はい、ありがとうございました!!
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※公的医療保険の制度の一つで、医療機関や薬局の窓口で支払った額が、同一月(1日から月末まで)で自己負担限度額を超えた場合に、その超えた金額が払い戻される制度。
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