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補償を足し引きできる海外旅行保険のフリープラン

海外旅行保険のプランのイメージ

更新日:2023/12/25

海外旅行保険を契約するとき、基本的に必要な補償がそろっているセットプランをすすめられることがありますが、「不要な補償はなくしたい」「足らない補償を加えたい」と思ったことはありませんか?

そんなときに使われるのがフリープランです。このコラムでは、補償を足し引きできる海外旅行保険のフリープランについて説明しましょう。

フリープランとは

心配と思われる補償を充実させたり、必要な補償だけを選んだりして契約できる方法がフリープランです。例えば、死亡保障は少なくても良いが、治療費用や携行品損害の補償を充実させたいといったときに利用できます。

では、どのようにして必要な補償を組み立てたら良いのでしょうか?

まずは複数のセットプランを比較して、ある程度欲しい補償になっているものを基準にしてフリープランを見積ってみましょう。ここからは、フリープランで補償を足したり引いたりする例をお話しします。

フリープランの例

補償を手厚くしたいとき

最も気になるのは、病気やケガで医療機関にかかったときではないでしょうか?急に病気にかかって救急車を呼ぶときを例にとっても、日本と違い費用がかかる国が少なくありません。

このようなときに役立つのが、治療・救援費用補償です。治療費だけでなく、救急車等の緊急移送費用、治療時に通訳を依頼したときの費用などが補償されます。

なお、海外で病気やケガの治療を受けたときには、日本の公的健康保険でも治療費が還付されます。還付される金額は、日本で同じような治療をしたときの治療費を基準にして、公的健康保険の自己負担が3割の方であれば7割です。海外で病気にかかると、たとえ日本の公的健康保険による還付があっても、日本でかかったときよりも自己負担分が大きくなる可能性があります。

次に気になるのは、旅行で持っていった荷物が盗難や破損の被害に遭ったときではないでしょうか?日本とは治安の状況や交通事情が異なります。気を付けていても、手荷物などが被害に遭う可能性があります。このようなときに携行品損害補償が役に立ちます。

傷害保険などで携行品損害補償特約を付帯されている方もおられるかと思いますが、スマートフォンやパソコンの盗難などの損害を補償しない保険会社もあります。

このような場合でも、海外旅行保険の携行品損害補償特約であれば補償できることがあります。スマートフォンやパソコンを海外旅行先で使いたい方は、補償が重複しても特約を追加されると良いでしょう。

ご自身では予防できないトラブルに備えるとき

航空会社に預けた荷物に関するトラブル(遅延や紛失、破損など)は、アメリカを例にとると、およそ190件に1件の割合で発生しています。

このようなときは、航空機寄託手荷物遅延等費用補償が役に立ちます。航空会社に預けた手荷物の到着が遅れたことにより必要となった衣類や、洗面用具などの生活必需品の購入費用が補償されます。

他にも、ご親族の急病や弔事等のため、旅行を中止したときや旅行途中で帰国したときは、旅行変更費用補償が役に立ちます。ご自身が急病の場合も補償されます。また、感染症等が不安なときにも役に立つかもしれません。

補償を減らしたいとき

海外旅行保険の補償内容には、他の保険でも対応できるものが含まれています。いくつか例示いたします。

他の保険で対応できる補償例
※スクロールで表がスライドします。

傷害保険 ケガによる死亡や後遺障害、入院、通院について、海外でケガをしたときも補償を受けることができます。
死亡保険 生命保険会社の死亡保険は、海外で死亡したときも死亡保険金が支払われます。
個人賠償責任保険 他人にケガをさせたり他人のものを壊したりしてしまったときの補償について、海外でも補償を受けることができる商品があります。
クレジットカード 海外旅行保険が付帯されているものがあり、保障内容はカードによって異なります。

資料:執筆者作成

まずは、これらに該当するか確認していただき、すでに契約されている補償を減らした上で、足りない分だけ海外旅行保険で備えることも可能です。

なお、保険商品によって保障内容が異なりますので、必ず内容を確認するようにしましょう。また、クレジットカード付帯の海外旅行保険については、旅行代金をカードで支払った場合に適用される(利用付帯)補償もありますので、詳しくはカード会社の海外旅行保険に関するホームページで適用条件や保障内容をご確認ください。

旅行を楽しむために

海外旅行保険を契約していても、旅行先で起きた損害をすべて補償できない場合もあります。着替えなどの荷物を分散する、治療できる病気は治しておくなど、ご自身で身の安全や財産管理に心がけてください。

実際にトラブルに遭ったときに備え、保険会社への連絡先をスマートフォンや手帳に控えておきましょう。盗難が気になる方は、旅行へ持っていく荷物を購入したときの金額を控えておくと万全です。また、旅行先で購入したものの領収証やレシートは少なくとも旅行中は保管しておきましょう。

備えを万全にして、海外旅行を楽しんでください。

執筆者プロフィール

上津原 章の写真

上津原 章ウエツハラ アキラ

1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®、DCプランナー1級、日商簿記2級

FP事務所 上津原マネークリニック代表。山口大学経済学部卒。税理士事務所、FP事務所、PC通販会社を経て、2003年に山口県柳井市に開業。ライフプランを土台にして長期間、顧客の資産形成と経験値の最大化を支援。会社財務・家計・相続の課題にワンストップで対応。山口県金融広報アドバイザー、柳井中学校PTA会長等を歴任。現在は柳井間税会会長。
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  • ※ この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。
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  • ※ 掲載日は2023年6月22日です。
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