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2017.05.31

第1回 保険見直しのポイントと注意点

自分や家族に万一のことがあったら……
もしも重い病気やケガで長期間働けなくなったら……

もしものときに「こんなはずではなかった」と後悔しても、もはや手遅れです。
健康である今だからこそできる「もしものとき」の備えと、ムダのない必要保障額を考える保険見直しの方法や注意点についてお伝えします。

保険見直し7つのポイント

(1)どんなリスクに備える保険が必要か。
夫(妻)が死亡した場合に必要な資金(遺族生活資金)
夫(妻)の死亡によって、残された家族のその後の生活が脅かされないように、末子が大学を卒業するまでの家族の生活資金と、それ以降の配偶者の平均余命期間の生活資金を確保することを考えましょう。
老後に必要な資金
豊かな老後を送るためには、夫(妻)の定年退職時までに、定年退職後の夫(妻)の平均余命期間に必要となる夫婦の生活資金と、夫(妻)死亡後の配偶者の平均余命期間に必要となる配偶者の生活費を確保することを考えましょう。
住宅資金
持家を実現させる場合、住宅資金の確保も大きな目標のひとつとなるでしょう。生活設計上は、一般的に教育・結婚資金や老後生活資金の準備との関連から30歳代、遅くとも40歳代までに住宅を取得するように計画を立てます。住宅取得後は住宅ローン返済計画と住宅ローンに団体信用生命保険がセットされているか否かによっても保険見直しの可否が変わってきます。
教育・結婚資金
子どもに対する教育は最高の財産ともいわれています。子どもが独立し、結婚するまでの資金も準備しておくことを考えておきましょう。
緊急予備資金
入院・治療費などの医療資金、家屋の修理費用などの不時の出費資金をはじめとして、借金の返済など死後の整理資金を準備しておくことを考えておきましょう。
(2)現在加入している保障内容が目的にあっているか。
必要となる保障内容や保障金額はライフステージによって変化していきます。現在契約継続中の保障内容や保険金額の確認は保険証券や毎年保険会社から郵送される「ご契約内容のお知らせ」でチェックしておきましょう。わからない場合はお近くの保険相談窓口へお問い合わせください。
(3)保障期間が必要とする期間を満たしているか。
一定期間だけ必要な保障か、ずっと長く必要な保障かをリスクごとに考えます。年数の経過とともに環境の変化や社会情勢に適応した他の金融商品を含めた検討が必要です。
(4)保障が重複している無駄な保険は無いか。
医療保険・がん保険・生活習慣病特約・先進医療特約など、医療に関する保険には重複する保障があります。また、特約とセットされている保険商品もあるので、保険見直しの際には注意が必要です。またケガや障害での保障は、損害保険と重複するものもあります。
(5)保険料が払い続けられる妥当な金額か。
(公財)生命保険文化センター「平成27年度 生命保険に関する全国実態調査」によると、民間の生命保険契約の解約・失効理由の33.6%が「掛金を支払う余裕がなくなったから」と一番多い理由になっています。
せっかく加入した保険も無駄になってしまわないよう継続可能な保険料で契約することが大切です。
(6)多数の保険商品と比較する。
同じ保険金額でも保険種類によって保険料は異なります。また、同じ保険商品でも保険期間や保険料の払込期間、保険料の払い方によっても異なります。さらに保険会社によっても保険料が異なるため、多くの保険会社の商品を比較することで自分に合った保険商品を見つけることが可能です。
(7)税法上の優遇も考えよう。
支払う保険料や受け取る保険金には税法上の優遇があります。
保険料に対しては所得税の「一般生命保険料控除・介護医療保険料控除・個人年金保険料控除」があります。満期保険金に対しては一時金で受け取った場合の一時所得の「特別控除」、死亡保険金に対しては相続税の「死亡保険金の非課税枠」などがあります。

保険見直しの注意点

保障内容と保険料のバランスを考える。
保険料の比較だけでなく、ご自身のライフステージに合った保障なのかを考慮することが必要です。また、必要保障額の100%を保険金額に設定するのではなく、今ある預貯金や資産状況も考慮して決めるとよいでしょう。
国や市町村からの公的保障や勤務先からの保障も考慮する。
公的年金制度には老齢年金の支給以外に、障害で働けなくなった場合の障害年金、および死亡した場合の遺族年金があります。また公的医療保険制度は、被保険者などの病気・ケガ・死亡または出産による保険給付を担っており、全国民が強制加入となる「国民皆保険体制」がとられています。
会社員の場合、勤務先からの保障として、従業員の生活上の不安を取り除き、勤労意欲を高めるための福利厚生制度が整えられていますので、内容をよく確認するようにしましょう。

最後に

健康で元気に働いていることが当たり前となっている日常では、「もしものとき」のことを想像するのは意外と難しいことかも知れません。
しかし、大切な家族や自分自身のためにも普段から考えておくことはとても大切です。
ご家族とともに安心してこれからも生きていくために、ぜひ、参考にしていただければと思います。

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プロフィール

大前 隆史の写真
大前 隆史おおまえ たかし
ファイナンシャルプランナー
国内の大手生命保険会社に29年間在籍。そのうち12年間は社内の教育担当を務める。企業や教育機関からの依頼による、社会保険や民間保険に関する講演も多数経験あり。
  • ※ この記載内容は、執筆者独自の見解です。
  • ※ 掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。

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